‘コーディネーター雑感’ カテゴリーのアーカイブ

kanamori 2015年2月18日 03:42:13
これまでの、はこだて国際科学祭とサイエンス・サポート函館の取組みを振り返る展覧会を開催しています。
exhibition20150218
 
はこだて国際科学祭3周目へ
サイエンス・サポート函館の6年間
 
日時:2015年2月18日(水)~2月20日(金) 10:00-17:00
会場:公立はこだて未来大学3F ミュージアム(函館市亀田中野町116-2)
入場無料
 
これまでの6回の開催で、「環境」「食」「健康」の年替わりの3つのテーマが2周りし、次回から3周目に入ります。
新たな周回に入るにあたっての振り返りの展示です。
先日1月25日の科学祭2015キックオフイベントでは、サイエンス・サポート函館の活動指針が発表されました。
・科学をまちに出す
 -身近にある科学をみつける
 -研究室にある科学を持ち出す
 -科学と縁遠い人たちに接近する
・みんなで話をする
 -新しいことを知り周囲に語る
 -まわりを巻き込み形にする
 -楽しみながら役立てる
・函館から世界を変える
 -世界で起きていることに目を向ける
 -足元にある課題をみつけ解決する
 -よりよい地球市民となる
 
この3つの活動指針、9つの項目に沿って、写真年表の形式で6年間の活動をまとめました。
これらの活動指針は、明文化こそされていなかったものの、今までもサイエンス・サポート函館の活動の拠り所であったと感じています。
そして、科学祭に関わらず、仲間と新しく何かをつくる際のヒントがあるように思います。


kanamori 2011年3月8日 12:01:49

3月12日11:10追記

大津波警報が出ているため,下記ものづくり成果の体験・展示会は中止となりました。

http://www.hakodate-ct.ac.jp/

追記ここまで—

 


サイエンス・サポート函館の関連イベントの紹介です。

第4回ものづくり成果の体験・展示会

平成23年3月12日(土)13:00~15:30

場所:函館工業高等専門学校 第一体育館 (アクセス

入場無料,予約不要,上履き不要

問い合わせ:0138-59-6316 (函館工業高等専門学校 総務課)

主催:函館工業高等専門学校/協力:函館高専地域連携協力会

 

いろいろなロボットやスターリングエンジン、ゲームプログラム、素敵な空間デザイン作品、バイオテクノロジーの実験などなど、今年一年、学生たちが取り組んだ「ものづくり」の成果をまるごと展示しています。話題のメガネ型夜景ビューアも登場!ぜひ来て、見て、触れて、楽しんでください。

今日一日は、函館高専が科学館です!

4回目の実施となる,ものづくり成果の体験・展示会。「函館高専が科学館です!」の触れ込みの通り,科学技術を体験出来るたくさんの展示が登場します。今年は小樽職人の会から,鋳造でキーホルダー作り,純銀製の指輪作り,家紋の型彫り,石のハンコ作りの出展もあります。

主催者から出展リストの提供を受けましたので,ご興味のある方はダウンロードしてご覧ください。

monodukuri4th_list.pdf [120KB]

展示テーマ数44。イカロボット,発電,レゴ,とんぼ玉,防災の話題などなど,盛りだくさん。

ぜひ足をお運びください。



kanamori 2010年6月2日 08:10:47

はこだて国際科学祭の運営には,公立はこだて未来大学の学部3年生必修のプロジェクト学習に協力頂いています。

昨年は,サイエンス・コミュニケーション手法のデザインを課題とした15人のチームが,科学夜話(サイエンスカフェ)の企画運営や空間デザイン,予約システム構築にあたってくれました。

#その報告はこちら→公立はこだて未来大学プロジェクト学習成果発信ページ

 

はこだて国際科学祭2010に向けて,今年は2つのチームが活動をはじめています。

 

次の写真は4月に行われた,担当教員等によるメンバー募集のためのPRの様子。

 

プロジェクト:地域を活性化させるための公空間デザイン

 

プロジェクト:fun3なイベント企画実施と支援サイト構築

 

募集時は教員が学生向けに本気のプレゼンテーションです。

その成果か,今年もやる気に満ちたメンバーが集まり,はこだて国際科学祭に向けた準備をすすめています。

 

***

 

公空間デザインチームは,5月のアートディレクター来函時に,デザインコンセプトとその展開に対して評価とアドバイスを受けました。

昨年の成果を土台に,順調に進んでいるようです。

 

***

 

そして今日(6月2日),イベント企画実施と支援サイト構築チームは公立はこだて未来大学の学内で科学夜話(サイエンスカフェ)を実施。

 

ゲストはこのプロジェクト学習担当教員の一人で今年度赴任した大場みち子さん。

 

 

予約サイトで予約した方々のほか,帰りがけに寄ってくれた人もいたようです。

昨年,プロジェクト学習で関わった現4年生から,「去年の自分をみているようで,緊張してしまった」との感想が出てきて笑ってしまいました。

毎年の繰り返しがあると思わぬ振りかえりが出来てしまうのですね。

初めてで不慣れな点は当然あるのですが,その分,気づきもたくさんあったようです。



kanamori 2010年6月1日 12:10:15

先日,サイエンス・サポート函館の実行委員たちへのインタビュー記事,第一期最終回として私へのインタビュー記事を掲載しました。

 

スタッフインタビュー SSH星人 科学を伝えるひと

 

最初の見出しが「山と共に生きてきた」。はじめて読んだ時,大笑いしてしまいました。

登山に人生かけてきたわけじゃないし,マタギでもないし。

さらにはタイトルとなった科学を伝えるひと,との自覚もないし。

でも,面白い記事に書き上げて頂いたと思います。ありがとうございました。

 

記事にある通り,私は高校生の頃から,あまり考えない進路選択を繰り返してきました。

#このことを晒すのはかなり恥ずかしい。

 

高校での理系選択の理由は文系の科目が好きになれなかったから。

教科担任は大好きでしたが,古文単語がダメでした。「あいなし」の意味を「愛がない」ってテストの答案に書いてました。
↑#山岳部の顧問でもあったこの先生は山と共に生きてますね。

 

これは,スティーブ・ジョブスのスピーチからその通りだと思ったことですが,脈絡無く見える選択は,後から繋げることが出きます。
#参考:2005年スタンフォード大学卒業式でのSteve Jobsのスピーチ,山口浩氏の訳

 

山登りしていなかったら,氷河の研究には関心を示さなかったでしょう。

そして研究の道に踏み込んでいなければ,今のように科学コミュニケーションの仕事をすることはなかったと思います。

バイオテクノロジー,農業へのプラスのイメージにひかれて入った農学部については,卒業後あまり関係のない大学院に進学することになりました。しかしながら,食中毒事件前年の雪印の工場で実習させて頂いたことが大きな経験となっています。HACCP,常温保存可能品製造現場で滅菌状態を保つアプセティック機構等々を実地でみた経験は,実は科学コミュニケーションについて学ぶ時,助けになりました。

 

結果論ですが,職業の型を決めずに先延ばしして来たことが,その後の予期していなかった経験の繋がりを生み出しています。

 

以上,キャリア教育という意味では落第な私の進路選択への言い訳でした。

 

***

 

このスタッフインタビュー SSH星人シリーズ,読み返してみると,はじめてのはこだて国際科学祭の開催前から開催後まで時系列に並び,かつ,様々な思いを持つ多様な人たちが並んでいます。

私はサイエンス・サポート函館は多様なプラスの気持ちで協働しているから,多様な対象へ向けた面白い活動として機能していると思っています。そのことが感じられるインタビュー記事シリーズ,ぜひご一読ください。



kanamori 2010年3月9日 07:43:01

3月7日に以前お知らせしたワークショップ―みんなでつくる、はこだて国際科学祭のプログラムを行いました。

はこだて国際科学祭2010の会場として函館市青年センターを想定し,ワークショップにもご協力いただきました。

青年センター関係者の方からの発信をご紹介

青年センターで科学にまつわるヘンなことを考える。@函館市青年センター活動日記

はこだて国際科学祭のプログラムを考えた!@ハコダテ150プラス

 

ワークショップ中は参加者の方が様子をtwitterに中継してくださいました。

臨場感あふれる,よくまとめられた内容でしたので,twitterにて言及頂いた他のコメントとあわせてまとめました。

Togetter-まとめ みんなでつくる、はこだて国際科学祭のプログラム

アイデアを具体的な企画に落とし込む次の一歩が大変なのですけれど,「みんなでつくる」ことが出来るようにがんばります。

まずは実行委員会で出てきたアイデアを踏まえての枠組みを考え,ワークショップ参加者の方や興味を持っていただいた方の参加協力を頂きながら,みんなでつくるプログラムを実現させたいと考えています。

 

***

 

みんなでつくるって難しいんですよね。

企画力,実行力を持ったグループが引き受けるとスムーズに進むのですが,みんなでつくるときは関係づくりから一歩ずつ。それでも,こんなことがあったら面白い,と思った人が科学祭でプログラムをつくっていくことを大事にしたいと考えています。

 

サイエンス・サポート函館が発足してまだあまり経っていないころ,はこだて国際科学祭2009に向けて,ワールドプロセッサー インゴ・ギュンター108の地球展ドクター・バンヘッド サイエンスショーサイエンスライブ宇宙をうたう等のプログラムが決まっていったときのことです。

「まずは出来ることからやる」というスタンスで普段の活動をしている仲間から,「出来る人が函館で面白いことをやってくれる」というプログラムの作り方では長期的に科学祭は函館に根付かないのではないか,とのコメントをもらい議論したことがありました。

 

昨年はあまり入れることが出来なかった,企画から参加する,という要素を今年は取り込むことが出来そうです。



kanamori 2009年11月9日 12:14:41

#ブログ引越し時の手違いで削除されたものを再投稿します(2009.11.20)。

 

もう1週間以上経ってしまいましたが,東京お台場の国際研究交流大学村にて10月31日から4日間の日程で開催されたサイエンスアゴラ2009に参加しました。 私が参加したのは最初の2日間。 主目的は,私たちが支援を受けている,独立行政法人科学技術振興機構(JST)の地域の科学舎推進事業,平成20年度地域ネットワーク支援の成果報告会にて発表することでした。 聴衆の方々の顔ぶれから,比較的クローズドな場でしたが,サイエンスアゴラとの同時開催でした。

 

発表予稿集に掲載した私たちの資料はこちら(予稿集掲載版から細部修正あり)。

hakodate_yoko_20091031.pdf[546KB]

 

平成20年度に採択された他地域の方々の発表も何件かお聞きしましたが,課題や関心は通っていると感じました。受けている支援が終わる2010年度以降の活動の財源をどうするのか,実際の活動を行う人員をどのように確保するのか,等々。

 

***

 

上記発表の他,サイエンスアゴラに参加しての成果は,開幕セッション横串フィールドで科学コミュニケーションに関わる人たちとの交流を持てたことでした。 上にリンクを貼った横串フィールドはすごいです。 twitterでの発言や,ウェブで手に入るサイエンスアゴラに関するレポートへのリンクが網羅されています。 主催者としてサイエンスアゴラを運営している方々に加え,この場をうまく活用しようと魅力的な企画を行っている方々によって,なくてはならないイベントになっていると感じました。



kanamori 2009年10月30日 12:50:00

英国,ブラッドフォード市の都市再生計画についての動画「Picture a City」です。
に紹介されていたのをきっかけに見つけました。
この,夢を伝える力がすごい。
動画はブラッドフォード市のどちらかというと良いイメージの客観的なデータを示すことからはじまり,次いで実際の廃墟と化した多数のビル,つぶれた商店,多すぎる交通渋滞にフォーカスされます。
多くの人が悪いイメージを持っている点をはっきりみせた後,コンクリートがなかったら?との問いかけから,都市再生計画のマスタープランが実現した都市の姿が描かれて行きます。
みていて,実現するんだって気になってしまいます。
思い描く未来は,思い描かない限り,絶対にやってきません。
じゃあ,多くの人が同じ未来を描くことが出来たら・・・?
思い出したのは,はこだて国際科学祭2009の五稜郭タワーアトリウム会場です。
この会場について,ちょうど1年前ころ,私たちのアートディレクターの高田さんが会場イメージ図をつくりました。
tower.jpg
そして,実現した空間はこちら。
tower_real.jpg
未来は描くところからはじまっていました。
***
函館には8つの高等教育機関があり,
また,工業技術センターや林業試験場道南支場,おとなり北斗市の道南農業試験場など,研究機関があり,
国際水産海洋都市構想では,地域ぐるみでマリンサイエンスが推進され,
イカール星人のサイエンスフィクションネタが生まれ,
火山や森林,野生動物など自然も間近で,
函館市電やJRの五稜郭車両所,函館どつくなど,マニア垂涎の設備,施設があり,
科学技術に触れたり,楽しむにはよい環境です。
ご存知でしたか?
函館にとって,科学技術はとても身近なものなのです。
はこだて国際科学祭は,「科学を文化に」をスローガンに,まちぐるみで科学を楽しむ時間を演出します。コーディネーターとしては様々な方々との協働体制をつくりながら,10年続く科学祭を目指します。まずは,はこだて国際科学祭2010に向けて。
***はこだて国際科学祭2010まであと295日***


kanamori 2009年10月14日 06:52:38

habu_meijin.jpg

昨日,将棋の羽生善治さんによる講演会が,オフィスのある公立はこだて未来大学にて開かれました。
タイトルは「情報社会における将棋の未来」。
内容についてtwitterを使ってテキスト中継させて頂きました。
公立はこだて未来大学の開学10年記念の活動,FUN2020にちなみ,#fun2020というタグをつけてあります。
#fun2020での検索結果|こちらから中継全容が出てくるはず。
プロのトップ棋士の感覚というのは,棋士でないとなかなか理解出来ないのではないかと思うのですが,羽生さんは言語化が巧みで,プロ棋士という天才たちが立つ土俵の感覚を見させてもらったような心持ちでした。感激しました。
参加者でレポートをブログにまとめておられる方がいましたので,こちらもご紹介します。
さて,面白かったのがtwitterからの反応でした。
当日の思いつきで,テキスト中継を予告したのは本番の数時間前でした。
にも関わらず,リアルタイムで読んでくださった方がチラホラ。
羽生さんのお名前がウォッチしている方の検索に引っかかったのではないかと推測しています。
翌日になって,私のtwitterアカウントをフォローし始める方がどんどん出てきた事にも驚き。
きっと,そのほとんどが将棋ファンの方たちだと思います。
このtwitterの波及力,驚いています。
***
はこだて国際科学祭や,サイエンス・サポート函館が協力する各種科学イベントについて情報発信するとき,ウェブの影響は小さく限定的です。函館と近郊に住む方たちに情報を伝えたい場合,効果的なのは圧倒的に北海道新聞でした。また,子どもを対象とする場合は,各学校に人数分のチラシの配布するのが効果的。知り合いの言葉を借りますがウェブサイトは刺身のツマのようなもので,特に情報の一次伝達に際してはなくても大勢には影響がありません。
ところが,流行っているから,という理由でtwitterで情報発信をはじめてみて,予期せぬところからレスポンスを受けるようになりウェブの存在感を意識させられるようになりました。
その一例が,今回の羽生さんの講演会をテキスト中継しての反応でした。
地域向けの情報よりも,趣味や好きなことで地域を問わずに繋がれること,マニアックな話題を扱うことがtwitterで繋がれるポイントだと感じています。
サイエンス・サポート函館でもtwitterのアカウントを持っています。
今のところ,このコーディネーターブログの更新情報発信,それからGoogleカレンダーにて運用している函館サイエンス・イベント情報の新着情報発信に使っています。
先の一文とは逆の話となりますが,ご興味のある方,ぜひフォローをお願いします。
また,先に羽生さんの講演会を中継した私の個人カウントでも気の向いた時に,自らの備忘録も兼ねてサイエンスカフェや講演会の中継をしようかと思っています。


kanamori 2009年6月28日 08:13:42

函館で,手製のドームとプラネタリウム装置を使ってプラネタリウム上映会を行っているグループがいます。

#次回の上映会は2009年7月5日,函館市営熱帯植物園にて。
#午前10時から30分間隔で11回の上映をするそうです。
昨日,サイエンス・サポート函館と互いにサポートすることは出来ないかと,はこだてプラネタリウム同好会,代表の鎌田さん,メンバーの成田さんにお会いしてきました。hako_pura.jpg
情熱,ボランティアで可搬型のプラネタリウムを運営する行動力,感激しました。
人手不足で困っているとの話があり(今度の連続11回の上映会は2人のスタッフで解説にあたるそうです),人が繋がる仕組みをつくって行こうと盛り上がりました。
実際,サイエンス・サポート函館では様々な方からお手伝いしますよーという申し出を頂いています。また,8月にははこだて科学寺子屋がはじまり,科学やまちづくりに興味のある方の新たな交流も生まれます。
***
手製のプラネタリウム上映,ご興味のある方はぜひ函館プラネタリウム同好会,あるいはサイエンス・サポート函館までご連絡ください。


kanamori 2009年6月27日 09:52:33
先週,たまたまタイミングが合い,サイエンス・サポート函館スタッフインタビュー SSH星人の取材に同行させてもらいました。
取材を担当は,北海道教育大学函館校マスコミ研究会の人たち。
外からの視点でサイエンス・サポート函館の実行委員を紹介しています。
今回の取材対象は,函館高専の本村さん。
honmura01.jpg
はこだて科学網の中心的な役割を担っています。
事前に質問事項が整理されていて,自然と話が弾み,インタビューは順調にすすみました。
面白かったのは,自分たちは文系で科学は苦手いうインタビュアーの二人から,子どもの頃は理科実験や科学館は好きだったという話が出てきたことです。
特に子ども向けの活動を行っている本村さんとの共感ポイントでした。
さて,内容は本編記事の掲載を待つことにして,この記事ではインタビュー後の出来事を。
インタビューは流体力学の実験室で行われました。
すぐ横に大きな実験水槽があり,表面に浮かんだアルミの粉から水の流れを観察することが出来ます。
「みていくかい?」
の一言に一同大喜び。
カルマン渦(wikipedia)を作る実験をみせて頂きました。
honmura02.jpg
水槽に立てられた棒の後ろに規則的な渦が出来てきます。
私が実験装置でも球の大気の流れでも同じような現象がみられるんですよねえ(前述のwikipedia記事参照)と話を向けると,おもむろにこんなものが出てきました。
honmura03.jpg
高さを強調した函館山の模型です。
函館山周辺の空気の流れをシミュレーションするような仕事もされていたとのこと。
SSH星人の名づけ親のSさん,なるほどーと後ろでうなっていました。
おまけが楽しい取材同行でした。