ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。
ここ最近湿気が多くてむしむしとしますね。こんな日は、
そうだ、山へ涼みに行こう!! d( ̄∇ ̄*)
と、昔のJRみたいな発想で函館山へ行ってまいりました。
昨日の函館市内は最高気温が25度。夏日となりました。
ちなみに今年函館市で初めての夏日となったのは6月13日でした。
そこで過去4年間の夏日の初日を気象庁のホームページで調べてみました。
2010年6月13日 (今年)
2009年6月25日
2008年7月 3日
2007年6月12日
2006年5月27日
結構バラバラしているものですね。
確かに去年、一昨年はかなり夏が遅かったイメージがあります。夏日が遅かったのもひとつの心理的要因だったのかもしれないですね。
さて、話を戻して・・・
15:30過ぎ、函館山登山道を車で上ります。
緑が生い茂って、もっふりとした函館山。
こんな多湿な夏は植物にとって天国なんでしょうけれど、僕のような人間にとっては「不快」です。もっとも本州の梅雨に比べたら快適ですから、文句を言ったらバチがあたりそうですが。。。
より大きな地図で はこだてサイエンス観光マップ を表示
函館山山頂に到着すると、思ったほど人は少なく、観光客よりも地元の人がのんびりしている姿を多く見かけました。あいにく函館市全体に、もやがかかってはいたものの、昼間の函館の景色も夜景に劣らずきれいです。

さて、この函館山にちょっと面白いものがあります。
それはこちらです↓

日時計でございます!! ( ̄∇ ̄)/
もちろん誰もが知っている日時計。古代から人間が用いてきたもっとも単純で原始的な時計なのですが、「実際に日時計を使えるか?」というのはまた別問題です。日常生活で日時計を使う機会など普通はありませんからね。
目盛りを読めばことがすむだろうと思われがちなのですが、実はそのまま目盛りを読んだだけでは正確な時刻はわかりません。
さて、皆さんなぜでしょう!!(゜◇゜;)
ひとつ理由を挙げるとしたらなんと答えますか?
ただ日時計を読んでも、自分の時計の時刻と一致しない理由。
な・・なぜ一致しないのだ・・・・Σ( ̄□ ̄;)
わかりますか??
答えのひとつは意外と単純なものです。
函館山の日時計は、「函館山」という場所に差す太陽の光をもとに時間を計ります。
つまり「函館山という場所」での時刻を知ることができます。
・・・・って、当たり前やないか(°Д °;)
いやいや、ここがポイントなのです。
日本の時計の正しい時刻というものは、兵庫県明石市(東経135度の子午線を通る街)を基準とした日本標準時を使っています。つまり明石市で計った日時計と函館山の日時計では明らかに場所が違うので、日時計の差す影はずれています。だからその分生じた時差を補正しなくちゃいけないのです。
地球は360度で24時間に相当しますので、函館(東経140度42分)は明石より約5度東にあると考えると、24時間の360分の5、つまり約20分だけ明石市より早いのです。その20分を日時計の時刻から引いてあげないといけません。
ということで、計った時間から20分引いて、一件落着d(^-^*)
・・・と、思いきや!!
実は補正しなくてはいけない時差は、日本標準時だけではありません。
地球と太陽の距離は一定ではなく、時々刻々と変化しています。さらに地軸の回転や公転速度などの天文学的な要因がたくさん絡んできます・・・・
んなもん計算できるか!! (°Д °;)
というのはもっともです・・・
そこで時差表という便利なものが作られています。それがこちらです。

この波模様は天文学的な時刻のズレを教えてくれるありがたいものです。
さらには明石市の約20分のズレも加えて目盛りをとってありますので、ただこの表をみてマイナス何分差し引くかをみてあげれば正確な時刻を知ることができるのです。この写真の日は6月22日。時刻のズレ何分でしょうか?
ではではそれを踏まえて、ここでクイズ。じゃじゃん♪
この日時計の写真は何時何分に撮られたものでしょうか?
ではどうぞ(* ̄∇ ̄)/

日時計もCITIZENなんですね(笑)
時刻を読むのは簡単ですが、この時刻から時差を引いて下さいね。
答えは一番最後に書いておきます。
そこでちょっとしたページの紹介。東京造形大学教授の小野行雄氏の、「世界の日時計・日本の日時計の始まり」と題した簡単な日時計講座があります。
ちなみにこの記事を読んで僕はちょっとびっくりしたのですが、2000年に「日本日時計の会」というものが発足したそうです。世界ではイギリス日時計学会(British Sundial Society)主催による国際日時計会議が、オックスフォードのセントアンズカレッジ(St. Anne's College)で2004年に開催されています。
日時計なんてマニアックだなぁ・・・なんて思われそうですが、大学で天文学や宇宙工学を学ぶ人は「天体位置計測学」などで、詳しい時刻の解析手法をまなびます。時刻の計算は非常に大切な学問の一つになっています。イトカワまで飛んで帰ってきた衛星「はやぶさ」を飛ばした日本の技術に時刻の解析はものすごく貢献しているのです(^-^)/
では最後に、函館山からみた函館市のパノラマ写真を一枚パシャリと。

ちなみにこの日は函館どっくに護衛艦が見えました。

造船所のシンボルだった紅白のゴライアスクレーンがなくなって、ちょっとさみしい函館どっくですが、新しい形でさらに発展していってほしいものです(^-^*)
函館山へ行ったこの日、気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されました。北海道は6月27日頃からの約1週間は、平均気温が「かなり高い」確率が30%以上であるということなので、来週は少し気合いをいれないと暑さでぐったりしてしまいそうですね..f(^-^;)
回答:日時計は15:20撮影です。合っていましたか??
[参照]
日時計の部屋 [日本日時計の会]
http://www.ne.jp/asahi/sundial/hidokei/index.html





















