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ando 2010年8月24日 01:49:12

ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。

 

 科学祭中盤です。土日開催のプログラムは大変盛況で、昨年にも増しての盛り上がりをみせております。

 さて、今回は青年センターロビーイベントについて。科学祭期間中の青年センターでのお食事とお買いものについてです。

 

ん?お食事とお買い物?科学と関係あるの?( ̄∇ ̄*)??

 

もちろん、れっきとした科学祭プログラムですよヾ(^▽^)

ここでは二つご紹介致します。23日に取材してまいりました。

 

 

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 (1) 「いすずカフェ」で飲み物を、お食事を、そしてほろ酔いを(* ̄∇ ̄*)

 

  科学祭プログラムの特異点と言われる「いすずカフェ」です。

科学祭前夜に一本の連絡がありました。

 

いすず:「andoさ~ん。いすずカフェのキャッチコピー考えてるんだけど、あたしのプログラムだけ科学祭の中で浮いてる気がするから、そんな感じの科学用語でしっくりくるのある?」

 

ando:「特異点 d( ̄∇ ̄*)」

 

いすず:「いただき!!」

 

というノリでキャッチコピーが決まった僕にとっては思い入れ深いカフェです(笑)

ちなみに「特異点」という用語は数学用語、物理用語…うーん、普通はどちらかというと前者ですね。

天文学分野ではブラックホール物理学で使われる言葉です。

「ブラックホールの特異点」なんて言葉を耳にしたことはありませんか?( ̄∇ ̄*)

細かいことを気にせず簡単に説明するならば、特異点とは「物理学が破綻するところ」「科学が破綻するところ」とでもいいましょうか(笑)

 

 カフェは青年センター1Fロビー奥。カウンターにはエプロン姿の昭和モダンなハイカラお姉様が鎮座しております。そのお方が函館在住の漫画家三上いすずさんです。科学祭期間の限定カフェとなっています。

科学祭期間中では唯一の飲み食い処でございます( ̄∇ ̄)/

ではではメニューをご紹介。

 

 //メニュー//

ドリンク:ホットコーヒー・アイスコーヒー・北極融解フロート・かき氷 他

アルコール:生ビール・カクテル各種・ハイボール 他

軽食:ケーキセット・クレープ・アイスクリーム・カレーライス 他

 

たくさんの種類があり、100円~500円とリーズナブルです。

「北極融解フロート」はなかなかシュールなメッセージがこめられたドリンクとなっています。

気になる方は青年センターへ( ̄∇ ̄)/

 

 

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  その日限定の合い言葉をいすずさんへ伝えることで、一部のメニューが大幅な割引きになる面白いサービスも実施しております。合い言葉はtwitterを使って配信されます。twitter ID 「isuzu_mikami」を検索すると、いすずさんの合い言葉が見られますよ。(科学祭タグ 「#kagakusai」 でも、気まぐれで配信いたします)

ちなみに、23日は合い言葉でカレー500円が300円になりました!!

これはさぞかし合い言葉が飛び交っていることだろうと思いました。

 

しかし、その合い言葉は・・・

 

 

     「いすず愛してる」>y(°Д °;)

 

 

 

だそうです。

愛と勇気が試される科学祭唯一のプログラムだそうな…

夕方の段階で、twitterを見た3名の方がカレーを注文されましたが、みなさん定価で注文されたそうです(笑)

 

Aさんのコメント「夫婦円満を壊したくないので定価で頼みました(笑)」

Bさんのコメント「嫁の許可が必要なので定価で注文しました(笑)」

 

いすず:「ちっ・・・」

 

ando:「いま絶対『ちっ』て言った!! Σ( ̄□ ̄;)」

 

・・・うはは( ̄∇ ̄;)

ちなみにお酒ですが、ハイボール500円が200円になる魔法の合い言葉もありました。

 

  「いすず最高!!」>( ̄∇ ̄*)

 

60%OFFというのも凄まじいですね。

開催期間中は五稜郭で最も安く酔いつぶれるお店なのかも知れませんね(笑)

という具合に、毎日なにか合い言葉を出すそうなので、こうご期待。

 

いすず:「みんなが言いたくない言葉しか書かないからね(-.-)y-~~~」

 

(°Д °;)マジっすか(笑)

 

うん、これも科学祭の醍醐味です。

[注]合い言葉は日替わりです。twitterでご確認ください。

 

『いすずカフェ』では、カフェと同時にコラボレーションイベントがたくさん開催されます。サイエンスシアター、そして音楽ライヴです!!

 

●8/26(木)11:00-12:30 サイエンスシアター「第51回科学技術映像祭」入選作品上映会

 

→ この日はHTBプロデューサーの阿久津友紀さんをゲストに、「ピンクリボンつながる~乳がんと生きて~」の製作経緯や撮影時のお話などをお伺いするサイエンスカフェが行われます。女性が対象で参加費は飲料代のみ。WEBにて予約を受け付けております。

 

 

●8/28日(土)10:00-18:10 サイエンスシアター「第51回科学技術映像祭」入選作品上映会

 

→入選9作品の上映会が行われます。僕の個人的なオススメとしては、阪神淡路大震災の地震のメカニズムを科学的に検証したMEGA QUAKE シリーズの第2回です。NHKで放映され大変な反響を呼んだ作品です。大地震のメカニズムが最先端の地震学者たちによって次々と明らかにされました。

 

 

●8/28・29日(土・日)は二日間にわたり、川村大太さんのMUSIC LIVEが開かれます!!

 

isuzucafe

 

 

 

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 (2)科学のおもちゃ屋、ともえ教材の科学屋台

 

 

  ロビーにはいすずカフェともうひとつ、はこだて科学屋台が開催されています。ともえ教材の郷六さんが、『科学な雑貨屋さん』という雰囲気でたくさんのサイエンスグッズを販売しています。インタビューしてみました。

 

 

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ando:「ともえ教材の郷六さんに質問です( ̄∇ ̄*) ちょっと気になったグッズがあるのでずか、『雷バック』ってなんですか?」

 

郷六:「本来処分されてしまう米袋に着目して、それをリユースすることによって、一生使えるエコバックにしたものです。」

 

ando:「えっ、一生使えるんですか(°Д °;)」

 

郷六:「一生使えるくらいのもにしています(笑) もともと米袋なので強度がいいんです。色彩豊かなビニルテープを使ってカラフルに色づけされています。ひとつひとつ日本で丁寧に手作りで作られているんですよ。デザインも豊富で、どのバッグも世界に一つしかないデザインなんですよ。」

 

ando:「そっか、ひとつひとつ手作りだからデザインはオンリーワンですよね( ̄∇ ̄*)」

 

郷六:「作った人ひとりひとりのシリアルナンバーと名前が入ってるんですよ。」

 

ando:「デザイナーの人が作ってるんですか??」

 

郷六:「デザイナーの人ではなくて、長野県にある福祉施設「OIDEYOハウス」と「Think the earth project」がコラボして共同開発したものなんですよ。ピカピカ光っていることと、「紙は紙なりに頑張っている」という洒落で雷バックという名前が付いたのです。」

 

ando:「へぇ~ハイカラですね( ̄∇ ̄*) たくさんある商品の中で、あえてひとつオススメ商品ってありますか?( ̄∇ ̄)」

 

郷六:「先ほど出た「Think the earth project」が、スイスのSIGG社と共同開発したオリジナルのドリンクボトルをおすすめします。水玉模様のキャラクターが描かれていて、それぞれに名前がついています。三種類のデザインがあって、「angry water 2008」は紫色のボトルに水色の水玉模様のキャラクターが怒っているデザインです。」

 

 

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 すいません…

カメラアングル考えていなかったので、見事にそのボトルだけキャラが別方向向いてますね( ̄∇ ̄;)うはは・・・

みなさん実際に足を運んで、ぜひ実物を手にとって見てください。

 

 はこだて科学屋台では、十数種類の科学に関連する商品を展示販売しています。実際に科学のおもちゃで遊ぶ無料体験もできますので、雑貨屋感覚で楽しめます。もちろん普通の雑貨屋さんでは手に入らないものばかりなので、科学祭の期間中に是非一度足をお運び下さい。土日に家族連れでぜひどうぞヾ(^▽^)

 

[注]上記二つのプログラムは科学祭の日程表より事前に時間を確かめてお越し下さい。

      水曜日は青年センター休館のためご注意ください。



ando 2010年8月22日 04:10:56

ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。

 8/21(土)~8/29(日)まで、第二回はこだて国際科学祭が開催されております。
科学祭がはじまったのは昨年の夏、今年は二回目ということで、昨年以上の盛り上がりになるようスタッフの皆さんが色々と切磋琢磨してつくりあげています。

 さて、科学祭発足の詳しい経緯などは科学祭のページに譲ることにいたしまして、僕はサイエンス観光マップのライターの視点で、この科学祭の様子を僕なりの"まったり目線"でご報告していきたいと思っております。

 科学祭と言われても、ほとんど何をするのか全くご存じない方が多いという現状はよくわかっておりますので(笑)

( ̄∇ ̄;)うはは…

 

そんなみなさまへのプチ科学祭入門です♪

 

 さてさて、科学祭の会場ですが、市内3地区で開催されております。常設の西部地区、観光客も楽しめる五稜郭地区、29(日)に市民会館ホールイベントが開催される湯川地区です。

 


より大きな地図で はこだてサイエンス観光マップ を表示

 

 

 今回はそれに加え「市内路面電車内でのサイエンス実験ショー」を開催します。路面電車の中で実験するんですよ(笑)

なんかゲリラ的ですが、その「科学のゲリラ感」が大切なのです。ゲリラライヴとかって盛り上がるでしょ?(笑)

 中学高校の理科教育で苦痛を味わったみなさまが、あの苦痛を消し去る浄化の場だと僕個人は思っています(笑)
だから、ぜひぜひ理科大っ嫌いで、科学とは一生縁がなくてもいいやと思う人にこそ遊びに来て欲しい。そんなお祭りなんです科学祭って( ̄∇ ̄*)

 

 科学祭初日、函館市青年センターに潜入しイベント偵察をして参りましたヾ(^▽^)
全部をひとつの記事にすると長くなるので、数回にわたり小分けしてお伝えしていきたいと思います。

 

 函館市青年センター1階の体育館では「青年センター科学屋台2010」が開かれていました。体育館の中にバザーのようにテントがはってあって、それぞれのブースで生実験をおこなっています。 

生ですよ生!! (°Д °;)

「冷やし中華はじめました」的なノリで「実験はじめました」をやられた日にゃ、そりゃお祭りになるわけですわ(笑) 老いも若きも男も女も、たくさんの方々がご来場しておりました。(喪黒服蔵かよ…)

 

Webでは臨場感がでないのですが、少し雰囲気をを味わって頂くために、僕の撮った解像度の悪い携帯写真で、仮想ブースをまわってみましょう(笑)

まずは、市立函館博物館のテントへGO!!ヽ(´◇`;)ゝ

 

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 なんかテーブルの上に焼き鳥がならんでいたら、屋台そのままな雰囲気をかもしだしています。なるほど、文字通りの「科学屋台」しかりです。 

ここのブースのタイトルは 『ドライアイスっなに?』 となっています。

ドライアイスは二酸化炭素の固体です。氷よりも冷たく、アイスなどの保冷剤として、スーパーなどで簡単に手に入るなじみ深いものです。

 

 ここではドライアイスを使ってアイスクリームなどを作ってみたり、サイダーを作って飲んでみようというドライアイスづくしの実験をしていました。

 二酸化炭素はもちろん水に溶けます。コーラの炭酸なんかはすべて二酸化炭素ですよね。ところが二酸化炭素はを大量に水へ解かすことはなかなか容易な事じゃないのです…f(^-^;)

 アンモニアの気体は簡単に水へ溶けこんでアンモニア水になります。ところがどっこい、二酸化炭素の気体は水へ通しても、ちょっこし溶けこむものの、ほかは気体のまま逃げちゃいます。(最近NHKの「ゲゲゲの女房」を見ているので「ちょっこしブーム中」)

例えば私たち人間の吐く息には二酸化炭素がふくまれてますが、水の中にストローを入れて長時間ぶくぶく息を吹き続けてもコーラのような炭酸水なんて出来ないですよね。
つまり二酸化炭素の気体を水へ溶かし込むことは大変なんです!!

だから!! 気体じゃなく、「固体(ドライアイス)」を使います!! d( ̄∇ ̄*)そこが科学ね♪

 

 

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細かく砕いたドライアイスがありますね。固体は気体と違って空気中へ逃げにくいので若干効率がいいのです。すぐ昇華して気体になっちゃいますからね(笑)

なるたけ細かいドライアイスをたくさん使った方が微炭酸飲料をつくれます。簡単なんです。

 

 ① まず水に砂糖をいれてよくかきまぜまーす♪
 ② 細かく砕いたドライアイスをたくさん入れてひたすらかき混ぜまーす♪
 ③ 飲みまーす♪

 

すると…サイダーやん!!(°Д °;) 微炭酸だけど…

そんなぷちびっくりを味わえた屋台でした。ごちそうさまでした。(-人-)合掌

ちなみに僕はドライアイスがあったら…宇宙線を検出する泡箱を作りたくなります(-_-。)(。-_-)ふふふ

 

 次に北大サイエンスアシストのブースです。行ってみましょう。おじゃましまーす♪

 

 

 

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 いきなり登場したのは、なんと生きたスルメイカの袋詰めです!! (°Д °;)おぉぉ…

ブースタイトルは

  『海の幸を満喫!人工イクラ作成ならびにスルメイカ解体ショー』

 

 袋にイカが閉じ込められてたらすぐに死んじゃいそうだな…と思われた方もいたみたいですが、そこはもちろん、「てやんでい!! 科学屋台をなめんなよ!!ヽ(´◇`;)」 な世界です(笑)

 

 実はこれ、今最先端の技術なんですよ d( ̄∇ ̄*)

単なる袋詰めのようですが、中には海水と酸素が詰まっています。このようにして市場に出荷することで、函館の海の幸を生きたまま、つまりいけすごと移動するかのごとく、九州や海外へ遠隔輸送できるのです( ̄∇ ̄)/

 色々と話を聞いていましたら、この状態でまず最低12時間はイカは元気だそうです。(24時間まで平気だったという例もあったそうですが、個体差はあります)

ただしイカが生存できる海水温が12℃~23℃(彼らの実験データによると)らしいので、展示中はこの夏の猛暑で暖かくなりすぎないように、冷やす作業もしていました。

そしてちらりと横に視線を移すと…

 

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 このカラフルな液体たちは、人工イクラをつくる実験キットです。
人工イクラといってもなかなかピンときませんよね。実はこのカラフル液体、アルギン酸ナトリウムというものを色素で色づけたしたものなんですよ d( ̄∇ ̄*)

 

アルギン酸ナトリウム・・・そんなもん知らんわ!! 頭が痛くなるわ!! (°Д °;) 

 

ですよね(笑) 僕も化学用語は頭がチカチカします(笑)

 

 アルギン酸ナトリウムは、ワカメのような藻に含まれる食物繊維の一種なんです。

海草ってぬるぬるしてたりねばねばしてますよね。その正体が実はこれなんです。そして、このアルギン酸ナトリウムを塩化カルシウムというものを解かした水溶液にポツンポツンと落としてやると、なんとご覧の通りきれいな球状になります!!

 

 

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 これは食物繊維のアルギン酸ナトリウムが化学反応を起こして、「アルギン酸カルシウム」というものに変化し、イクラの表面のように膜状になったためなんです。

このようにぜリー状になるという性質(「ゲル化」って言われています)を使って、人工的な魚卵をつくることができます。つまり人工的にイクラの表面(丸いぷちぷち)を大量に作るんですね。

 では、これを作ると何ができるのでしょうか?

答えは、「代用卵」「人工種子」というものを作ることができます。もっと簡単に言うと、この作業で卵の表面を作ることが出来るのです。

魚の赤ちゃんは卵の中身の部分なわけですから、中身の赤ちゃんを育てるための保育室を作ったと考えるとわかりやすいかもしれません。(ニワトリの卵の殻だけをつくったようなもんです)

水産学の研究では、このような代用卵を用いてさまざまな実験をしているんですね。
 

もっとも、単純にお店や家のディスプレイで飾っていてもきれいですから、おしゃれなカフェなんかにも置かれていることがあります。d(^-^*)

 

 そんなこんなで、ぷよぷよを思い出しながら、水中を浮かぶ代用卵に見とれているうちに、関西弁のお兄ちゃんがスルメイカの解体ショーをはじめました。

 

 

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 慣れた手つきで、イカを腑分けします。

イカ料理をするときだけでいいから、一家に一人ご所望したいと思ってしまうイカさばきです( ̄∇ ̄)

 

 内臓を分けてから、液晶のついたイカの表面の皮をむき始めました。

 「イカの皮って全部で100枚くらいあるらしいな。今むいてんのが2枚くらいやなんて。(関西弁の再現)」 と、たかが皮むきひとつでもお兄さんの口から衝撃のトリビアがでてきます。

 

今回はアニサキスというイカの身につく寄生虫の対処の仕方を話してくださいました。

 

 アニサキスは小さな糸ミミズのような寄生虫です。

アニサキスのついた生の魚などを人間が食べると、多くの人が「アニサキス症」を発症します。具体的な症状は、胃への激しい激痛や腹痛、そして嘔吐など大変おそろしい地獄の様な拷問を経験する感じです…Σ( ̄□ ̄;)

すさまじいです…orz

 ↑親戚の悶えるさまをみてしまった経験がある人

 

 

 釣ったばかりの新鮮な魚の中では、アニサキスはたいてい内臓の表面などの「内臓部」に潜んでいます。釣ったばかりの魚をその場で刺身にする場合は、内臓を食べることはまずありませんよね。そんなときはあまりアニサキスのリスクはありません。

 

 問題なのは、こやつらは魚が死ぬと筋肉の方へ移動して潜り込むというところが厄介者なのです。(@@;)
しかしアニサキスを恐れていては、おいすぃ~お刺身が全く食べられない(笑)
そこで、イカに限った話ですが、最も良いイカ刺の切り方(作り方)を参加者に伝授してくださいましたのでご紹介します。

 

ということで、このようにセンスのないイラストで図解してみましたヾ(^▽^)

 

 

fig

 

 

 イカの皮をむくと(図1)のような状態になります。料理をする方ならよくみる形ですね。
実はイカの繊維は矢印のように、横向きに入っているそうです。ですから、筋肉へと入り込んでしまったアニサキスは、この「繊維方向へ入る」というのが重要なポイントです。

 それを踏まえて…(図2)のように、イカの身を三枚に下ろして刺身を作るときを考えましょう。縦に向かって、イカの繊維をぶった斬る方向へと包丁を入れてやります!!

そうすると、アニサキスを発見しやすく、さらに見逃してもアニサキスをぶった斬ることができます。

説明によれば、ぶった斬ったアニサキスは食べても平気らしいです d( ̄∇ ̄*)

[ぶった斬るぶった斬るすみませんね…きっと龍馬伝の影響です..f(^-^;)]

 

 もうすでに実践されている方も多いでしょう。普段の生活の中で、詳しい科学的な原理は知らなくても、自然と使っている科学原理があります。生活の知恵の中にも科学あり。「土着の智」なんて言われています。 (ちなみに我が家ではまずイカを透かして発見してから同様の方法で切るという二重チェックをしています(-_-。) 死んでいようがアニサキス嫌なので(笑))

 

 

 科学祭では「なぜこのようなことが起こるの?」という答えに、出展者、つまり目の前のこころ優しいお兄さんお姉さんが懇切丁寧に教えてくれます。

「わからないと怒られる」なんてことはありません。

 

 「わからなかったらドシドシ聞いて下さい!!」

 

 「わからない皆さんの質問に答えてあげることが、たまらんのよぉぉぉぉ(°Д °;)」

 

って人ばかりです。

時に人はそんな科学者を変人とよびます(笑) どんとこい変人!! その言葉ほまれであります。
 

 知らないことは恥でもなんでもありません、むしろそんな方を歓迎される場所です。

29日まで市内各所で開催されているはこだて国際科学祭。子ども達のためだけではありません。おとなも子どもになってください!!

科学は差別しません。みんなに平等それが科学です。
是非一度でもいいです!! 足を運んで楽しんでいってください!!

 

残りのブースについては、またのちほど( ̄∇ ̄)/

 

追伸:28日(土)にサイエンスクイズラリーというものを開催します。僕もスタッフ参加しているイベントです。参加者まだまだ募集しています( ̄∇ ̄)/ お申し込みは科学祭webページからご予約を♪
 



ando 2010年3月27日 07:03:17

今回のサイエンス観光マップのレポートはandoが拙筆ながら紹介させて頂きます。今後もご縁で投稿することがありますので、よろしくお願い致します。

では簡単に自己紹介を。

函館生まれ函館育ちなのですが、長らく東北地方で生活をしておりました。
高校までは行動範囲が(なにせ子どもだけに)狭いものですから、意外と市外出身の大学生のほうが、移動手段があったり、夜の繁華街で色々な情報を仕入れることが出来るのでジモッチー(地元の人間)よりも道南を知っているかも知れませんね。
…あ、ジモッチーって言い回しは昭和の匂いが(笑)Σ( ̄□ ̄;)

 

…と、話が変な方向に行かないように早速記事を…f(^-^;)ポリポリ
 

そう…あれは…3月上旬のやや曇った日のこと…
(怪談ではない…)

 

 

————–

3月7日(日曜日)、行って参りました鹿部へ♪
お目当てはもちろんお題の通り、毎年この時期に開催される「ホタテ祭り」です。
正式名称は『鹿部美味ほたて三昧と温泉満喫DAY』というのですが、最近では通称の「ホタテ祭り」の方がなじみ深いことと思います。
今年で5回目を迎えるそうですが、私は去年から参加させて頂いております。

 

ではでは当日の様子をレポートしてみます(^-^)/

 

場所は鹿部町字本別。地図で言いますとご覧の通り。[Google MAPより]
より大きな地図で はこだてサイエンス観光マップ を表示

 

 噴火湾の縁に位置して、駒ヶ岳の裾野に広がる鹿部の町。どことなく静岡県富士山麓の海岸沿いを彷彿とさせます。(東海道新幹線の車両からの富士山のパノラマな眺めはすごいものですが)

 開始が午前10:00ですから今年も混雑を予想していたので、朝の8時頃にわたわたと準備をして、8:45に函館出発。
市内は幹線道路沿いの残雪がほとんどなくなり、晩冬から初春の香り。函館新道から望む大野平野はまだ雪で一面真っ白。やはりまだまだ枯れ山の雪は春には程遠く。(気温は9:00の時点で-2.4度とまだまだ朝冷え厳しく、それなりの防寒をしないと凍えます。)

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 20分ほどで大沼に到着。こういう時には函館新道の御利益をひしひしと実感致します。
大沼からは43号線を道なりにひたすら走りつづけ鹿部の町へと突入。10時前にもかかわらず普段は閑散とした43号線が車15台程のちょっした大名行列になっていました。
ホタテの力は渋滞をおこす。まさにホタテの力学…(意味不明)

 

会場は「鹿部ロイヤルホテル」の特設会場なので、ひたすら砂原方面の道路をホタテめがけて走ります。対向車がすれ違う度に「あの車ホタテ積んでるよ絶対。」「検問したら荷台からホタテごろごろだよ。」とどうでもいいことで会話が弾む叔母達を見ると、月日の流れを感じます。。。。

 

到着すると既にホテルの駐車場はすでに満車。臨時駐車場が設けられていました。とりあえず臨時駐車場からの眺めを一枚パシャリ。
 

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あの奥に、ホタテ達が!!
考えただけで赤子のようによだれが…じゅるり(食い意地だけは人一倍)

ホテル前の駐車場は観光バスが4台以上。札幌の観光バスもあったのでかなり遠地から来ていらっしゃるようでした。
そしてドキドキの会場がこちらです!!

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 「人が○○のようだ…」 なんてジ○リの名映画のセリフを彷彿とさせられるほど人だかり。
雰囲気としては去年よりも5割り増しと行ったところでしょうか。

 

テントごとにいくつかのブースがありまして、なんといっても一番のお目当ては

 

◎二年貝活ほたて18枚(1袋)500円(税込)

 

18枚です!! 噴火湾の新鮮なホタテ達が18枚も入って500円なのです!!
このために遠路はるばるガソリン代をかけるのです(笑)
すでに8列に並んでかなり長い行列になっておりました。
 

ちなみに購入制限は特にありませんので、ビニール袋3-4袋抱えて行く方は沢山おります。10袋くらい買いたい所ですが、もちろんホタテは殻がついていますので、買いすぎると両手にダンベルを抱えて歩くような重さになります。私は親戚4人で訪れるものですから、分担作業で荷物持ちならぬホタテ持ちをすることになります。

そのお隣では、「浜の母さんお手製「ホタテの稚貝のお味噌汁」」が1杯130円で提供されています。なにぶん行列がすごいものですから、活ホタテ購入組。味噌汁購入組…と、毎年手分けして並んでおります(笑)
ちなみに私は今年も味噌汁購入組。人数分しっかり確保いたしました。

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 これは寒空の中、骨の髄まで温まります。
稚貝といってもあなどるなかれ。
味噌がホタテの出汁の味に負けるほどの濃厚なうまみです。「グルタミン酸」という言葉をテレビショッピングで聞いたことがある方も多いと思いますが、まさにホタテのうまみ成分ですね。

 

そしてこれも毎年恒例のブース、焼きホタテ無料で食べ放題!!
沢山のホタテをひたすら漁協の方が丁寧に焼いて、ふるまって下さいます。
焼き加減はもちろんレア。活きがよいからレアで食べられるのが噴火湾活ホタテブランドの醍醐味とも言えますね。

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この足下に置いているお茶の減り具合が、その忙しさを象徴しているかのようで印象的でした。

そしてそのアツアツの焼きホタテをパシャリ!!
思い出しただけでパブロフの犬のように…ダラダラ(よだれの音)

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 ちなみに黒い部分だけはきれいに取り除いて食べます。
この黒いのはホタテの胃です。(他は美味しく全部いただきます)
ちみにあの三日月型の赤い部分は生殖巣にあたります。白子みたいなものですね。
 

実はこの生殖巣の色でオスとメスの区別がつくのです。
このように赤みがかった色をしているのはメスのホタテ貝。オスは白い乳白色をしています。トリビアみたいなものですが、スーパーでお買い物の際是非確認してみて下さい。
もちろん胃も生殖巣もありますので、心房、心室、腸のほかに眼だってホタテにはちゃんとあります。軟体動物は不可思議なイメージがどうしても先行してしまいますので、「臓器があるのぉぉ!?」なんて思っちゃいますよよね(笑)(^-^;)
この世で初めてナマコを食べた人間は、きっと罰ゲームで食わされたんだろうなぁ…と、いつも思うんですよ。根拠もなく(笑)

さて、ちと焼きホタテを拡大してみると・・・

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ざっとこんな感じになっています。

 

さてさて折角の機会なので、もう少しホタテについてみてみることにしましょう。

 

ホタテガイは別名『アキタガイ』と呼ばれています。
私はよくキャンプや居酒屋で炭火焼きにするとき「どっちの殻が上なんだろう」って考えていましたが、殻は「右殻」「左殻」と分類するので、上下ではないようです。ちなみに赤茶色の面が左殻で白い面が右殻です。
味噌汁の写真を拡大してみると・・・

02

 

 うんうん。確かに右と左は全然違いますね。納得。
真横からホタテを見ると実は白い右殻側の方がふくらんだカーブをしています。
海底ではその白い右殻を下にして寝そべっている訳です。
なので、焼くときは白い方を下にして焼きましょうね(笑)

 

天然ホタテの寿命は10年といわれているそうですが、今回のホタテ祭りでは二年貝をメインにしています。

地元の漁師さん曰く「小ぶりでも稚貝と二年貝が一番味は濃いんだよ。」とのことでした。

 

ちなみに豆知識がてら、たまにこんな誤解があります。
 

「ホタテの殻は年輪のようになっているから、それを見ればすぐに何年ものなのかわかる」

 

これは誤りです。
 

 貝殻で年齢を推定するのは、確かに成長縞によってある程度解析することができますが、木の年輪のように縞がすべからく夏と冬のような対応をしていません。海中に生きているので、その海水の成分や温度差、干満の差であったり、時には稚貝放流をしたときのストレスなど複雑な要素がてんこもりなので、成長縞の解析研究は難しい課題となっているそうですよ。

 

 さてさて今度はちょっと歴史をひもといてみましょうか。
 

 「帆立て(ホタテ)」という名前は18世紀の頭(江戸中期)に出版された『和漢三才図』という今で言う百科事典に既に登場しているそうです。ホタテの生息域はおよそ東北より上。南限は千葉県の銚子と言われています。(参考文献*1) 

 つまり西日本でホタテガイはいません。まさに北の味覚なわけですね。
西日本でホタテをみたという人の多くは「イタヤガイ」と混同するそうで、江戸中期の『和漢三才図』でもその混乱の跡がしっかりと記述されているそうです。
ホタテの学名はラテン語で「Pecten yessoensis (ペクテン・エッソエンシス)」というのですが、この「yessoensis」は「蝦夷」の意味があるのです!!
世界共通の学名になぜ蝦夷が?と少し私は驚いたのですが、ここに函館と深いゆかりがありまして。
実はホタテの標本を持って帰ったのが黒船で来港したペリー提督なのだそうです。時は安政。大河ドラマで龍馬伝や篤姫を見ていた私は井伊直弼を思い出します。(どうでもよい余談)

 

 そんなわけで、実に考えれば考えるほどに奥の深いホタテの生態は研究の底がつきないものなのです!!!
が、私と家族にとっては結果としてはバター焼きとなって腹の底に落ちついて終わってしまうものです(笑) ちゃんちゃかちゃん♪

参考文献
*1.『軟体動物二十面相』 奥谷喬司著 (東海大学出版会)
*2.『フィールドベスト図鑑 日本の貝2』奥谷喬司著 (学研)
*3.『海の科学 海洋学入門』柳哲雄著 (恒星社厚生閣)
*4.『貝殻・貝の歯・ゴカイの歯』大越健嗣著 (成山堂書店)