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ando 2010年8月18日 01:38:25

ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。

今月21(土)~29(日)まで、「はこだて国際科学祭2010」が開催されます。

私も科学祭のスタッフとして、28日(土)に行われるサイエンスクイズラリーの企画運営をしています。現在もたくさんの方々と当日の資料などてんてこ舞いでつくりあげています。

科学祭イベントは予約できます。コチラからどうぞ♪

http://sf2010.per.c.fun.ac.jp/

 

もっともここに至るまでは長い道のりがありました。

 

二ヶ月程前からワークショップが開催されていました。ワークショップでは、実際に函館の街をカメラ片手に散策しながら、ブラタモリならぬ「ブラカガク」をします。

(はこだて科学寺子屋でもワークショップは行われたのですが、私が参加したのはその前のワークショップ。内容は同じです)

 

渡辺保史さんの司会のもと、 3つのグループに分かれて、五稜郭の本町市場、丸井のデパ地下、その周辺から「カガクなネタ」を写真でとりながら、さながら林家ペーパーのようになって練り歩かせて頂きました。

すばらしい快晴のもと、街歩きというのはウキウキするものです。

たとえ現在進行形でさびれている街であったとしても!!(°Д °;)

 

 携帯の中には魚の切り身やら液体の入った瓶やらやらと、変な写真がびっしりとたまりました(笑) 所さんの「笑ってこらえて」という番組で、ダーツの矢が当たった半径300m四方の旅??なんてのがありましたが、2時間程度のフィールドワークでは思ったよりも全く取材対象をカバーしきれませんでした..f(^-^;)

 

 普段当たり前のように素通りする街並みの中を粗探しする作業は新鮮です。街の規模にかかわらず「ブラカガク」するイベントは、サイエンス・コミュニケーションの非常にわかのやすい大きなツールだという気がしました。

 

 28日(土)にそのブラカガクの成果を示すサイエンスクイズラリーが行われます。スタッフのみなさんとの楽しいコミュニケーションもできます。

コアなスタッフさんだらけですよ(笑)←お前が言うか!!



ando 2010年6月23日 03:26:30

 ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。

ここ最近湿気が多くてむしむしとしますね。こんな日は、

 

 

そうだ、山へ涼みに行こう!! d( ̄∇ ̄*)

 

 

と、昔のJRみたいな発想で函館山へ行ってまいりました。

 

 昨日の函館市内は最高気温が25度。夏日となりました。
ちなみに今年函館市で初めての夏日となったのは6月13日でした。
そこで過去4年間の夏日の初日を気象庁のホームページで調べてみました。
 

 2010年6月13日 (今年)
 2009年6月25日
 2008年7月 3日
 2007年6月12日
 2006年5月27日

 

 結構バラバラしているものですね。

確かに去年、一昨年はかなり夏が遅かったイメージがあります。夏日が遅かったのもひとつの心理的要因だったのかもしれないですね。

 

さて、話を戻して・・・

 15:30過ぎ、函館山登山道を車で上ります。
緑が生い茂って、もっふりとした函館山。
こんな多湿な夏は植物にとって天国なんでしょうけれど、僕のような人間にとっては「不快」です。もっとも本州の梅雨に比べたら快適ですから、文句を言ったらバチがあたりそうですが。。。

 

 


より大きな地図で はこだてサイエンス観光マップ を表示

 

 

 

 函館山山頂に到着すると、思ったほど人は少なく、観光客よりも地元の人がのんびりしている姿を多く見かけました。あいにく函館市全体に、もやがかかってはいたものの、昼間の函館の景色も夜景に劣らずきれいです。
 

CA3A0129

 

 さて、この函館山にちょっと面白いものがあります。

それはこちらです↓

 

hidokei1

 

 日時計でございます!! ( ̄∇ ̄)/
もちろん誰もが知っている日時計。古代から人間が用いてきたもっとも単純で原始的な時計なのですが、「実際に日時計を使えるか?」というのはまた別問題です。日常生活で日時計を使う機会など普通はありませんからね。
 

 目盛りを読めばことがすむだろうと思われがちなのですが、実はそのまま目盛りを読んだだけでは正確な時刻はわかりません。

 

さて、皆さんなぜでしょう!!(゜◇゜;)

ひとつ理由を挙げるとしたらなんと答えますか?

 

 

ただ日時計を読んでも、自分の時計の時刻と一致しない理由。

な・・なぜ一致しないのだ・・・・Σ( ̄□ ̄;)

 

わかりますか??

答えのひとつは意外と単純なものです。
 

 函館山の日時計は、「函館山」という場所に差す太陽の光をもとに時間を計ります。

つまり「函館山という場所」での時刻を知ることができます。

 

・・・・って、当たり前やないか(°Д °;)

 

 いやいや、ここがポイントなのです。

 日本の時計の正しい時刻というものは、兵庫県明石市(東経135度の子午線を通る街)を基準とした日本標準時を使っています。つまり明石市で計った日時計と函館山の日時計では明らかに場所が違うので、日時計の差す影はずれています。だからその分生じた時差を補正しなくちゃいけないのです。

 地球は360度で24時間に相当しますので、函館(東経140度42分)は明石より約5度東にあると考えると、24時間の360分の5、つまり約20分だけ明石市より早いのです。その20分を日時計の時刻から引いてあげないといけません。

 

ということで、計った時間から20分引いて、一件落着d(^-^*)

 

・・・と、思いきや!!

 

 

 実は補正しなくてはいけない時差は、日本標準時だけではありません。

地球と太陽の距離は一定ではなく、時々刻々と変化しています。さらに地軸の回転や公転速度などの天文学的な要因がたくさん絡んできます・・・・

 

んなもん計算できるか!!  (°Д °;)

 

というのはもっともです・・・
そこで時差表という便利なものが作られています。それがこちらです。

 

 jisa

 

 この波模様は天文学的な時刻のズレを教えてくれるありがたいものです。
さらには明石市の約20分のズレも加えて目盛りをとってありますので、ただこの表をみてマイナス何分差し引くかをみてあげれば正確な時刻を知ることができるのです。この写真の日は6月22日。時刻のズレ何分でしょうか?

 

 ではではそれを踏まえて、ここでクイズ。じゃじゃん♪

この日時計の写真は何時何分に撮られたものでしょうか?
ではどうぞ(* ̄∇ ̄)/

 

hidokei2

 

日時計もCITIZENなんですね(笑)

時刻を読むのは簡単ですが、この時刻から時差を引いて下さいね。
答えは一番最後に書いておきます。

 

 そこでちょっとしたページの紹介。東京造形大学教授の小野行雄氏の、「世界の日時計・日本の日時計の始まり」と題した簡単な日時計講座があります。

 ちなみにこの記事を読んで僕はちょっとびっくりしたのですが、2000年に「日本日時計の会」というものが発足したそうです。世界ではイギリス日時計学会(British Sundial Society)主催による国際日時計会議が、オックスフォードのセントアンズカレッジ(St. Anne's College)で2004年に開催されています。

 日時計なんてマニアックだなぁ・・・なんて思われそうですが、大学で天文学や宇宙工学を学ぶ人は「天体位置計測学」などで、詳しい時刻の解析手法をまなびます。時刻の計算は非常に大切な学問の一つになっています。イトカワまで飛んで帰ってきた衛星「はやぶさ」を飛ばした日本の技術に時刻の解析はものすごく貢献しているのです(^-^)/

 

 では最後に、函館山からみた函館市のパノラマ写真を一枚パシャリと。

 

panorama

 

 ちなみにこの日は函館どっくに護衛艦が見えました。

 

goei

 

 造船所のシンボルだった紅白のゴライアスクレーンがなくなって、ちょっとさみしい函館どっくですが、新しい形でさらに発展していってほしいものです(^-^*)

 

 函館山へ行ったこの日、気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されました。北海道は6月27日頃からの約1週間は、平均気温が「かなり高い」確率が30%以上であるということなので、来週は少し気合いをいれないと暑さでぐったりしてしまいそうですね..f(^-^;)

 

回答:日時計は15:20撮影です。合っていましたか??

 

[参照]
日時計の部屋 [日本日時計の会]
http://www.ne.jp/asahi/sundial/hidokei/index.html



ando 2010年5月18日 02:46:05

ちゅどーん!! ☆++( ̄∇ ̄)++☆ andoです。

今度からこれで登場します(謎)

 

今年は春の訪れが遅い北海道。

桜の開花も例年よりもだいぶ遅かったですね。

どうやらエルニーニョ現象と北極振動の影響らしいです。

 

北極振動とはあまり聞き慣れないかも知れませんね。かいつまんで言うと、冬期間に北極でたっぷりと溜まっていた寒気が、ジェット気流の勢いが弱まると南の地域へ漏れ出し、強いとまた寒気をとどめるという、周期的な冷気のため込みはき出し現象のことです。

 

 …って、今回は気象ネタではないので、あまり脱線しないで本題に(笑)  

 

 さて皆さん 『アイヌネギ』 をご存じですか?

もちろん北海道の人はおなじみなのですが、スーパーの野菜コーナーでは色々な名前で売られています。

一番慣れ親しまれているのは『ギョウジャニンニク』ですね。そう言えばこの前ARCSで『キトピロ』と書かれて売られていました。呼称は違えどみんな同じです。

僕はちっさい頃から『アイヌネギ』で育ったので、こっちの呼び名を以下で使わせてもらいます。

 

 初めてアイヌネギを採りに行ったのは、記憶をたどれば確か幼稚園にあがる前でした。農家でもないのに畑作業が好きな一家だったので、

 

  「基本的に野菜は自分で作れるもんはなるたけ自分で作るもんだ」

 

という教えがしみついていますσ( ̄∇ ̄ )

アイヌネギはその名の通り「ネギ科」の植物なのですが、においがそりゃもうニンニクとそっくりです。葉っぱが開ききる前の4月中旬が我が一族の山入りの目安です。(山入りとは仰々しいですが(^-^;))  

 

 さて、今回は旧戸井町の山に入って参りました。雨続きだったので、ちょうど晴れ間を狙った22日に思いついたら吉日ということで出発。

 

 

 

ちなみに山菜の詳しい場所については「簡単には教えてはならぬ!!」というのが、この業界の暗黙のルールですので(どんな業界だ)、場所はここらへん程度にしておきます(笑) ちなみに、しっかりとした装備で行かないと大変です。

 

ドラ○エのキャラクターだったら、

 職業:市民(Lv.2) 

 装備:さびた鎌(手), 軍手(手), 長靴(足), スウェット(服), おしゃれな鈴(アクセサリ)

 

という感じでしょうかね。  

ちなみにちょっとした旬の食材採りなので、そんな山奥には分け入りません。

ただ山ですから、当然

 

ヒグマが出ます(°Д °;)

 

 おしゃれな鈴(守備力0)は、熊よけのためにぶら下げます。

ヒグマが人を襲うのは人間と突然予期せぬ遭遇をして、びっくりして防御行動で襲うというのが多いそうです。鈴を持つ理由は、ヒグマに人間の位置を知らせるためです。つまり、突然遭遇してヒグマをびっくりさせない為の鈴なので、鈴の音がヒグマの嫌な周波数帯の音であるという科学的な根拠はありません。

 

さてさて、そんな装備でどこでアイヌネギをとるかというと、ご覧ください・・・

 

  

 ↓↑ 見事な崖です

 

CA3A0076

 

まさに急勾配の土手に這いつくばって写真を構えていました。

・・崖です。

崖の上のなんちゃらです(°Д °;)

 

くだんの崖の上のネギはご覧の通り、ぴょこんと雑草のように生えてます。

 

CA3A0074

 ↑ 一見すると単なる雑草ですよね(笑)

 

 ↓ このように崖に群生しています。アイヌネギだらけ・・

 

CA3A0075

 

今年は何故か不思議とアイヌネギをむしり取りながら「ぽ~にょぽ~にょぽにょ♪」と鼻歌を歌ってました。。。

 

アイヌネギは湿った土壌を好むので、落葉樹で下はかなり軟らかいので気を抜けません。猿のようにひょいひょい崖を登りながら、見つけては採る作業です。

 

 これがはまります!!

 

長靴で足場を確保しながらなるたけあまり人が採らなさそうな場所をかぎつけて採ります。

プチ登山家の気分を味わえるのもアイヌネギ採りの醍醐味です。

 

 山菜採りのルールですが、必ず厳守しなくてはならないのが

 

 鉄の掟: 「決して根っこから採らない!!」

 

ということです。

 「守れねぇヤツは熊さ食われちまぇ!!」って幼少の折、親戚のおばあさま(明治生まれ)が言っていたのを思い出します…ヽ(´◇`;) さすが明治の人の言葉は重いです。

 根を残すと来年も再来年も採れるのですが、「根こそぎ」はもう文字通りの死滅と同じです。山菜採りの基本マナーは日本人の不文律ですよ( ̄∇ ̄*)

 

さて上にあげた写真からは、アイヌネギだけの初春の殺風景な山入りのように思われがちではありますが、初春の最後の残雪が溶けたばかりの山では、チラホラと小さな自然の幸せを見つけることが出来ます。

まずは、融雪水をたたえた清流。 ご覧下さい!!

 

CA3A0083

 

春のうららの隅田川。そんな童謡を思い起こす沢の清流はなんか活力を頂きますね d( ̄∇ ̄*)

一面に苔(こけ)がびっしり。苔の質も古びた石碑に張り付いている年代を感じさせるようなものとは違って、生気のある生きた苔とでもいいましょうか(笑) 写真をご覧下さい。

 

kureson1

 ↑ 苔がちょっと長いんですね(笑) 

 

 苔の中に三つ葉のクローバーのようにちょろっと生えているのは、クレソンです。

 そう、このままサラダにできます。川でちょちょっと洗って懐からマヨネーズを出して、口にほおばりたいのは山々なのですが、北海道の河川は、エキノコックスというものがあるので、万が一を考えやめましょう。

(家でしっかり洗って食しました)

 

 一見殺風景な初春の山は、これから様々な草木が萌えようとする潜在的なパワーを秘めています。その場に立っていると、「あぁ…山って強い強い生き物なんだなぁ…」と思いますね(-_-。)

 

もちろん、アイヌネギだけではありませんよ。いろいろな野草をあちこちに見ることが出来ます。そこでほんの少し野草のご紹介。

 

まずは 「キクザキイチゲ」 ↓

 

kikuzakiichige

 

エーデルワイスのように真っ白ですね。函館山にも自生していることで有名です。漢字で 『菊咲一華』 と書きます。なんか剣術の必殺技みたいですね。『喰らえ!! 菊咲一華!!』みたいな(^-^;) [漫画にありそう]

イチリンソウ属です。花びらが強く切り込まれたのが特徴的です。紫色のものもあります。函館山では紫色もよく見られるらしいです。

 

 

そして、これも函館山でも見られます。「エゾエンゴサク」です↓

 

ezoengosaku

 

蒼い色が鮮やかです。漢字表記で 『蝦夷延胡索』 です。エンゴサクという言葉は漢方薬でよく目にする方も居るのではないでしょうか。観賞用の植物として楽しめるかわいらしさがあります( ̄∇ ̄*)

 

 

そして、最後は山菜のお約束。「カタクリ」です↓

 

katakuri

 

片栗粉はまさにこれが原料です。カタクリの根から精製されます。

ちなみにこのカタクリ、全部食べられます。おひたしにして食べるとカタクリの自然な甘みが口の中にほわんと広がります。葉の模様が一見毒々しいと思われて、葉は食べられないと勘違いする方もいるみたいですが、そんなことはありません…f(^-^;)

 

と、山菜の宝庫の春の山。これからの時期はそろそろタケノコやフキですね。

またレポート致します。ちなみに、収穫はご覧の通りでした。

 

gyojya

 これだけあると、なかなか強烈な匂いがリビングに広がります(笑)

 

 [注意] 山菜はきちんとした知識をもって採りましょう。わからない、自信がないものは毒草と間違える危険性がありますので、採らないようにしましょう。

 

今回の山菜採りの大まかな位置関係です。

今回は戸井町近辺でした( ̄∇ ̄*)

 


より大きな地図で はこだてサイエンス観光マップ を表示