さて,前回(タケノコ採りの注意点編)に引き続き,函館のおとなり,北斗市(旧大野町)の上二股タケノコ園の話です。
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北海道はタケノコと言っても,ササノコ,ネマガリダケの子です。
生えている時はこんな様子です。

私がタケノコ園を訪れたのはもう日が高くなってから。
多くの人たちは朝早くからやってくるようで,行きがけに狭い林道で何台もの車とすれ違いました。
すれ違った車の方からは,もうないよー,なんて言われ,あまり期待せずにタケノコ園に入りました。
確かに,小道から目の付くところにはあまり生えていません。
生えていても,すごく細いものばかり。
ですが,ちょこっと笹ヤブの中に入りこんでみると,結構ありました。
1本見つけると,その周辺にもう2,3本生えているようです。
それから,細いものと太いものの差が明瞭。
太いものは太いものでまとまって,細いものは細いものでまとまって生えています。
どうせなら太いササノコが欲しい。
そこでちょこっと考えました。
タケノコは地下茎で広がる植物です。
細い笹が生えている地下茎から,突然太いササノコが生えてくるとは考えにくいです。
(地下茎|学研キッズネット 学習百科事典)
そうか,太いササノコは太い笹の周辺に生えるのです。
この点に気付いてからは,足元だけでなく,漕いでいる笹の太さにも注目。
太い笹の根本周辺を覆っている枯れ葉をかきわけて探してみました。
やみくもに探すよりもずっと効率的に太いササノコを採ることが出来ました。

左側:笹の太さに注目してとったササノコ/右側:あまり考えずに最初に採っていたササノコ。
一番太いのは10円玉位の太さがありました。
細いから味が落ちる,ということはないのですが,太い方が食べ応えがあります。
ざっと1時間の採取で,十分な量のササノコが採れました。
上二股タケノコ園,この日は私が昼頃に行く前に,100人からの人が入っていたと思われますがそれでもたっぷり。豊かです。

採って来たササノコで面倒なのは皮むき。
本数があるので,楽しいけれどちまちまと大変。
そんな時は手の小さな子どもの登場です。

本州のタケノコはアクがあります。
#こちら,面白かったです。(【味っ子を科学する】たけのこの灰汁抜き|明るい博士計画)
#アクの成分はシュウ酸,アルカロイド,タンニンのなどの化学物質とのこと。
ササノコは調理の際特にアク抜きの必要はなく,調理も比較的簡単。

ゆでササノコと,たけのこご飯となりました。
ゆでササノコはマヨネーズ醤油+七味唐辛子で美味しく頂きました。
(訪ねた日:2009年5月下旬)
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上二股タケノコ園:
例年,5月下旬から6月上旬にかけて国有林の一部がタケノコ園として開園されます。
北斗市中山,国道227号線から北側,上二股沿いにある林道を入ります。
北斗市中山,国道227号線から北側,上二股沿いにある林道を入ります。
函館市内から車で1時間程度です。
国道からの入り口には看板が出ています。
ガケ下を通る林道,道迷いの危険,ヒグマとの遭遇の危険がありますので,御承知のうえの行動を。
また,その日の天候やクマ出没等により開園されない可能性もあります。
2009年の場合;
開園期間:5月22日~6月上旬 6:00-14:00
(#6月13日時点でまだ開いているかどうかは未確認ですが,函館周辺はシーズン終盤です。)
入園料:700円/人,中学生以下無料
駐車場:100台
トイレ有り
問い合わせ先:渡島森林管理署(0137-63-2141)
タグ: はこだてサイエンス観光マップ, タケノコ, 上二股タケノコ園, 山菜, 自然

